アクセシビリティ機能ガイド(iPad・スイッチコントロール編)(PDF)
iPhoneやiPadは、標準でアクセシビリティ機能・設定が用意されています。視覚サポート、身体機能および動作、聴覚サポート、
読み上げ、その他の一般的なアクセシビリティ機能は、誰がいつどのように使っても良いように、すべてのiPhoneやiPadの標準機能となっています。
多くの方はiPadの画面を指でタップして操作していますが、操作方法は他にもあります。
例えば、声を使う、身体の動きを使って指や足などで操作するスイッチを使う、視線や頭の動きを使うこともできます。
画面が見づらい場合には文字のサイズや色を変更したり、画面が見えない場合には音声で画面の内容を読み上げたりすることができます。
これらの機能は、目の前の不便を解消することに役立ちます。病気や障害に限らず、iPadを自分の身体の状態に合わせることで、より使いやすくなることでしょう。
今回は、指で画面をタップしたり音声で指示をすることが難しい方に活用されていることが多い「スイッチコントロール」機能についてご紹介します。
なお、ここではiPadOS 17.6 を使用して説明しています。OSのバージョンによって画面表示項目の内容や動作に違いがあるかもしれません。
本書での説明では、スイッチコントロールの機能を使って、ブックアプリで本を開いて読む操作の説明をしています。