連携・支援のお願い
現在、医療、情報、教育など多くの分野で、「誰もが平等に利用できる環境(アクセシビリティ)」を確保することが共通の課題となっています。アクセシビリティは、コミュニケーションを成立させるための重要な要素でもあり、高齢者や障害のある方だけでなく、すべての人に関わります。参加しやすい仕組みづくりは、社会全体の質を高め、共生社会の実現につながるものです。
しかし現状では、アクセシビリティに関する認識や考え方は十分に浸透しているとは言えず、取り組みも分野ごとに断片的に行われているのが実情です。そのため、知見を集約し、研究・推進するための場が必要とされています。
ASC (アクセシビリティサポートセンター)はその活動を医療機関や教育機関に留めるだけではなく、企業や個人とも連携し、全国区でアクセシビリティの普及を目指しています。
ASC (アクセシビリティサポートセンター)の立ち上げ背景
センター長である髙尾洋之は、脳外科医、また医療におけるICT活用の専門家として研究に取り組んでいましたが、そのさなかの2018年、重症のギラン・バレー症候群により四肢麻痺となりました。ほとんど体を動かすことができず周囲とコミュニケーションができなかった時、ICTを活用したアクセシビリティ支援に出会い、日常生活の多くを自立して行えるようになり、研究活動にも復帰しました。コミュニケーションが取りづらい状況にある方々の現状を自ら経験したことから、アクセシビリティ普及の必要性を痛感し、研究活動復帰後にASCを設立しました。医師であるとともに患者、障害者ともなった自らを奇貨として、アクセシビリティの普及に尽力します。
連携や支援の方法
連携について
介護や看病は当事者だけではなく、サポートをする家族や支援者にも負担が大きく、特にコミュニケーションに困りごとを抱えると周囲への相談がなかなか出来ずに孤立する事があります。ASCはその困りごとの解決に向かう考え方についてアクセシビリティを通じてお伝えします。大切な社員とそのご家族、関係者が社会から分断されずに、状況に応じて活躍が出来る環境が増えることを目指します。
- 介護や看護を担われている社員の方に向けたコミュニケーション支援についてセミナーや講演を実施します。
- 顧客に向けたアクセシビリティのセミナーや講演、実演を実施します。
- アクセシビリティに関するお役立ち情報を無償で提供します。
支援について
ASCは2023年3月1日より日本財団の支援を受けて活動しています。アクセシビリティの全国区に向けた普及、そしてASCが掲げる最終目標である「誰一人取り残されない社会」の姿を、ICTを活用したアクセシビリティによって実現する”を目指す為には、下記の持続的な取り組みが重要だと考えます。
- 学術的な研究を通じたデータの取得、エビデンスの発表
- アクセシビリティ支援が出来る人材の教育
- アクセシビリティを知ってもらう為の啓発活動
この取り組みは時間を必要とするため、持続するには活動資金が必要です。そこで、皆様におかれましては、どのような形でも結構ですので、ご寄付という形でのご協力をお願いできましたら幸いです。組織・個人に関わらず、もしご希望される方がおられましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけましたら幸いです。
本学は特定公益増進法人に指定されているため、税制上の優遇措置を受けることができます。
寄付に関する概要
ASCとの連携、助成についてのご相談はメールフォームよりお送りください。